これからのライバルを、デザインする。

ライバルさえあれば

 bravery & hope

 「ぜんそくがあるからスタミナを維持しにくいと考えられる。

だったらそのつらさと戦える強さをもらえる。

そういう風に考えられる日がくる。」(羽生結弦)　　　2014年7月29日の朝日新聞チャレンジA

今年の24時間ＴＶ(告白)の詳細がわかった。羽生選手は五輪シーズンでの出演だが

彼の心を強く動かす出来事があったという。喘息の少年池葉宙くん（12歳）との出会いだ。

羽生選手の喘息のことはよく知られているが本人が自ら語る（それもＴＶで）のは

初めてのことだ、、、。

そして24時間ＴＶで羽生選手のスケート教室とアイスショーが実現することになった。

勇気を出して伝えよう

羽生結弦が“初告白”

「夢のアイスショー」も実現＜24時間テレビ＞

男子フィギュアスケート・羽生結弦選手が、8月26～27日に日本テレビ系で放送予定の

「24時間テレビ40 告白 ～勇気を出して伝えよう～」に出演することが決定した。

ソチ五輪で金メダルを獲得して以降も、世界最高得点を連発するなど、

活躍しつづけている、羽生選手は、これまで3年連続で24時間テレビに出演。

今回は、羽生選手に憧れてアイススケートを始めた

ぜんそくの少年・池葉宙くん（12歳）に、スケートを指導。

そして羽生選手から、病気に負けないでがんばっている全国の子どもたちへ、

「一緒にがんばろう！」

とエールを送る夢のアイスショーを開催する。

「告白」・・・初めてテレビで語る

実は、2歳の時、小児ぜんそくと診断された羽生選手。

子どもの頃、同じぜんそくのスピードスケート選手、清水宏保さんに

勇気づけられたそうで、病気を言い訳にはせず、

世界のトップで戦い続ける思いを今回初めてテレビで語る。

羽生選手と同じ境遇の宙くんは、

幼少の頃から小児ぜんそくで、学校も休みがち。

そのせいか、やや内気な男の子に育ったが、羽生選手が活躍する姿をテレビで見て、

「僕もやってみたい！」と、人生で初めて両親に主張をして、

小学4年生（9歳の時）でスケートを始めたという。

番組では、そんな宙くんにサプライズで、練習拠点のカナダにいる羽生選手との

生電話の機会が。緊張しながらも、「羽生選手のジャンプが好きです」と伝えると、

羽生選手から「今度日本に帰った時、一緒に練習しようね」との返事が。

こうして羽生選手のスペシャルなスケート教室＆アイスショー開催が決定した。

【Not Sponsored 記事】

宙君を見つめる瞳が優しい。

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2人の冬季五輪金メダリスト

清水宏保＆羽生結弦

思えば羽生少年もかつて長野五輪の金メダリスト清水宏保さんが仙台に見えた時

サインをもらい励まされたことがあった。

ソチ五輪後2人の金メダリストが再会した。清水宏保＆羽生結弦

初めての出会いは長野五輪が終わってしばらくした頃だった

スペシャル応援メッセージより　(by　清水宏保・長野五輪スピードスケートチャンピオン）

サインを求めてきた少年

長野五輪が終わってしばらくして
仙台でイベントがあったとき
一人の少年が僕に
サインを求めてきたのです。

色紙ではなくリュックでした。
サインすると
横にプルシェンコのサインがあり

「ヒーロー二人からもらっちゃった。」と
無邪気に喜んでいました。
それが羽生君でした。

その時お母さんが一緒で
言われた言葉を、忘れません。

「この子は喘息なんです。
清水さんも喘息なんでしょう。

それでも、金メダルをとられた。

この子はフィギュアを続けて
大丈夫なんでしょうか。」

僕は答えました。
「大丈夫です。肺が弱い分
ハードな練習を続けなければなりません

それをのりこえれば、人より練習した分
世界を相手に闘えるようになれるんです。」

僕がその後羽生君と会ったのは
彼がソチ五輪で、金メダルを取ったあとでした。

「凄いね。だから大丈夫と言っただろ」
というと、羽生君は
驚いた顔を見せました。
えっ僕のことを覚えてくれたんですか」
謙虚だった。

　～～～～～～2015．12.26朝日新聞より～～～清水さんの話後編は最後に載せますね

ソチ後羽生選手を応援したいと強く思い始めた頃、彼の喘息について危惧する記事を見かけ心配になったことがあった。ところがである。　あれから3年彼はトップを走り続ける。

そこで浮かぶのが上記の清水さんの信念だ。その正しさを羽生選手は証明した。

実に心強いエールだった。

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2015.12.26朝日

清水宏保さんの話は2015-16シーズンのものである

上記の話は何年も前の回想だったが羽生少年とお母様の姿や言葉が鮮明に浮かび上がる清水さんの心を揺さぶる出来事だったのだと思う

そして後半の話のタイトルは「ライバルは自分のみ」これがまた胸を打つ話だった。

「ライバルは自分のみ」・・・・・・・・・・・・・☆

by 清水宏保

今彼は実は悩みの中にいると思います。
NHK杯で世界最高店を叩き出し
グランプリファイナルでは
さらにそれを更新しました。
異次元の滑りだと言われる。

僕にも経験があります。
長野五輪で金メダルを取った時
完璧な達成感はありませんでした。

世界記録の更新を求めていた僕には
肉体や精神の限界にまで
達したとは感じられなかったのです。

そして何度か記録を更新し
追い求めたものに近付いた時
「これからどうしていこう」
と思ったのをはっきりと覚えています。

羽生君もそういう心境だと思います。
ライバルは自分しかいない。
そう思い定めて
前を向く羽生君を応援したいと思います。

GOGO YUZURU ！！！

24時間ＴＶ予告動画

四年に一度の五輪シーズン

どうか無理のないスケジュールでありますように☆

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忘れない★羽生16歳の夏「アイスリンク仙台再開！」です

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